「非常口」ピクトグラム

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「非常口」ピクトグラム

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このサインを見て「非常口だ」とほとんどの方が認識できますよね。文字が読めないお子様でも、外国の方でも多く方が認識できるピクトグラムの一つだと思います。

以前、この「非常口」ピクトを考案された太田幸夫氏のワークショップに参加したことがありました。太田氏が多摩美術大学で教授をされていたこともあり、多摩美の教室で行われました。多摩美というだけで少々心躍るような気持ちでの参加でした。そこではピクトグラムの役割などを伺い、印象的だったのは、この「非常口」ピクトの秘話でした。「非常口」ピクトは実は日本で考案され国際規格(ISO)になっているのです。まず公募した3000点以上の案の中から絞り込み、前に出ている足は地面につけた方が良いのか離した方が良いのか、影はつけた方が良いのか、人の形、地と図のバランスなど細かなところまで人の心理と科学的なテストを行いながら作り上げたそうです。そしてISOに提案をしましたが、既にソ連の案に決まりかけていたため、ソ連から抗議をうけ「日ソ対決」などと新聞に書き立てられたそうです。結果的に日本案に決まったのですが、実はその日本案とソ連案は偶然にも非常に似ていたそうです。太田氏は似ていたということは、このピクトは国を越えて皆がわかりやすいという証明だ、私たちの考えは間違っていなかったのだと確信したそうです。ピクトは言語を越えて視覚的に情報を伝えます。公共のサインはもちろん、地図、図面集、広告などなどあらゆるところで使われています。ちょっと変わったところで、最近の住宅はスイッチが多く「どれがどこのスイッチかわからない!」ということで識別する為に家族で楽しくピクトを作って貼るという面白い使い方もあります。広告にももっと効果的にピクトを活用してみてはいかがでしょう。
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4 Comments

大賀

2015年9月30日 at 7:43 pm

今みたいにネットで検索ってないから本当に偶然だと思いますが。でも人の心理とか見やすさを突き詰めると同じようなところにたどり着くんでしょうね。

鬼嫁松

2015年9月29日 at 6:27 pm

あの非常口のマークが国際規格とは
知りませんでした。勉強になります。

日ソ対決は、今ブームのパクリ騒動にはならなかったんでしょうかね?

大賀

2015年9月29日 at 1:10 pm

習慣など当然違うので共通認識される段階は必要ですが、それはそんなに時間はかからないそうです。あのトイレマークも出来た当時は「便所」と併記されてたそうですよ。

JADたあな

2015年9月29日 at 9:33 am

ピクトグラムって興味深いですよね。誰が見ても役割が分かる、普遍的なものでなくてはならないので、ある意味、宗教、風習、言語を越えないといけないので…。

それにしても非常口マークが日本発信だったのには更に驚かされました@@;

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