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Category : デザイン

MMP19029

小学校の時、通学路にあった「ノリタケ」のショールーム。高そうな陶器だなと、子どもながらに思ったのを覚えています。その時以来、「ノリタケ」は陶器メーカーと思っていたんですが、実は今、「ノリタケ」の全売上の中で陶器が占めるのは約10%しかないそうです。

今一番の売上げを上げてるのはなんと砥石。食器の仕上げで磨く技術をもとに、工業用の研磨用の砥石を開発して販売していったそうで、全売上の約30%を占めてるそうです。そこから進化して今ではカッターも作っているらしい。道路工事でよく見かける、アスファルトを切っている回転式カッターも商品の一つ。あとは工業用のセラミックや焼成炉といった、工業用品で占められてるそうです。やはり陶器に関することから派生したものが中心になっています。

時代の流れで安くて割れないプラスチックなどの製品がでてきて、陶器の売上げが下がったと言えますが、自社の技術を応用して世の中の変化に対応した商品を開発し、そちらの売上げが陶器を超えたと言った方がいいのかもしれませんね。一流の陶器を作って来たから、その技術を応用した製品も一流なんだと思います。

昔よりも変化や進化の激しい世の中で私たちは10年、20年後どのようなカタチで生き残っているでしょう。ただ言えることは、アンテナを張って、しっかりとした仕事をしていくことで、世の中の変化に対応する物が見えてくるんじゃないかと思います。

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1 Comment

JADたあな

2016年6月14日 at 9:41 am

長年培った一流のノウハウや技術を、工夫、改善してまったく違うジャンルに挑み、やはり結果をだす。そこが一流たるゆえんなんでしょうね。

ただ、この手のニュースで一番おどろかされるのは、一件鈍重そうな大企業の「転身の早さ」。これは揶揄しているわけではないのですが、大企業ほど、長年培ってきたノウハウや実績にしがみついて、そこから離れ難い印象がありましたが、ノリタケはすっぱり(実際はそうでもないのかもしれませんが)陶器に見切りをつけ、日本中の陶器工場を閉鎖・縮小し、別に生きる道を見いだしていたというのが驚きです。

富士フィルムが写真フィルム中心の事業に終止符を打ち、第二の創業を宣言し、写真時代に培ったコラーゲンやナノ化技術などさまざまな技術資産を化粧品事業などの新規事業に展開したことも記憶に新しいですし「時代の要求」から目をそらさず「自社の今」を冷徹にみつめ「これから必要とされるもの」に目を向けて、新たな道を歩み始める。これはものすごいパワーがいることですよね。

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