インフルエンサーの定義って何だろう?

最近、仕事の関係で「インフルエンサー」さんと話す機会が増えているたあなです、こんにちは。

業務毎にジャンルが異なるので、お会いするインフルエンサーさんの専門もそれぞれ異なり、一人一人違った刺激をうけます。

そんな近頃ですが、ふと
「インフルエンサーの定義ってそもそも何だろう」と
疑問が湧いてきました。

「インフルエンサー」という言葉自体は英語で勢力・影響・効果といった意味の「influence」が由来の言葉とされていて、例えば芸能人やスポーツ選手、ファッションモデルなどTVやメディアで活躍する人たちを指す言葉だったようですが、インターネットやSNSが普及した現代、芸能人じゃなくても個人的に情報発信を行うことができるようになり、その境目が非常に曖昧になりましたよね。

一般人であっても、フォワー数が増えて、ネット上での発言力が影響力が増せば、芸能人以上にインフルエンサーとして活躍もできるわけです。だからこそ「インフルエンサーの定義って何だろう」と改めて考えるようになってしまいました。

何人からフォローされたらインフルエンサーになれるの?

「発信力」や「影響力」がある人がいわゆるインフルエンサーと呼ばれる人で、それは今や芸能人に限らないことは、何となくわかります。では、何人フォロワーがいればインフルエンサーと呼べるのでしょう。

「そんなの明確な定義なんてないんじゃないの?」

とも思いましたが、調べてみると一定の定義のようなものはあるようです。
カテゴリー区分には明確に定義はないようですが、数だけでいえば例えば

100万人を超えるようなメガインフルエンサー

フォロワー数が数十万や100万人を超えるようなインフルエンサーは、知名度が非常に高いメガインフルエンサーまたはトップインフルエンサーと呼ばれるようです。テレビなどのメディア露出が多い芸能人や著名人が該当するでしょうか。

フォロワー数が多いため影響力が大きく、情報を届ける「リーチ力」は高いです。一方で、コメントやいいね、リツイート、シェアといったエンゲージメント(リアクション)は少なくなる傾向にあります。

10万人を超えるミドルインフルエンサー

ミドルインフルエンサーは、フォロワー数が10万人を超えているインフルエンサーのようで、こちらもかなり多い方といえます。メガインフルエンサーほどではありませんが、それでも十分に大きな影響力を持ち、特定のコミュニティーで支持を集めている場合が多いですね。

1万〜10万人程度はマイクロインフルエンサー

このくらいの規模になると芸能人だけでなく一般人も多く当てはまります。
ファッション系のインスタグラマーや、人気のユーチューバーなど、多くがこのカテゴリに当てはまるのではないでしょうか。

それ以下のナノインフルエンサー

フォロワー数が数千~1万人程度だと、ナノインフルエンサーに分類され、影響力の面では劣るものの、逆に小回りが効くといいますか、狭いコミュニティーに対するアットホームな影響力が強く、フォロワーとのやりとりも頻繁におこなえるため、関係性が密接になるのが特徴。インフルエンサーとフォロワーさんが近い距離感でやりとりをおこなっているカテゴリだといわれています。またフォロワーからは友人や知り合いとして認識されているケースが多く、芸能人などと比べて気軽に投稿に対するコメントやいいねといったリアクションを起こしてもらいやすいです。

 

なるほど、こうしてみると一見何の定義もないかのように思えたインフルエンサーにも、フォロワー数ごとにカテゴリわけができるようです。フォロワー数が多いメガインフルエンサーに仕事を依頼する方が、影響力、拡散力の面で有力であるともいえますが、その分、依頼費用が高くついたり、有名すぎるがゆえにフォロワーさんとの距離感が遠くなるというデメリットもあるようですね。

逆に、フォロワー数の少ないナノインフルエンサーさんやマイクロインフルエンサーさんは、知名度やフォロワー数こそ劣るものの、コンパクトなコミュニティに向けて、密な情報発信を行うには向いている様子。

インフルエンサーをつかったマーケティングで重要なのは、何を誰に発信するか。

インフルエンサーをつかったマーケティングを考えていらっしゃるなら、単に有名な方を起用するのではなく、目的をしっかり考えて、何を誰に発信するか。まずは目的を決めることが重要です。その上で、その情報発信に適したインフルエンサーのカテゴリや規模を考えることが、インフルエンサー・マーケティングでは重要だといえますね。

JAMたあなでした。

 

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