「ウエブマスター」から「検索セントラル」へ
「GoogleウエブマスターBlog」あらため「Google検索セントラル」
ながらく「GoogleウエブマスターBlog」で親しまれてきた、Google発信の公式ブログは、昨年9月に「Google検索セントラルBlog」という名称に正式変更されました。
だからなに?
って思うかもしれませんが、Googleの公式Blogに限らず、これまで長い間「Googleウエブマスター」という名称で利用してきたもろもろのサービスがいきなり「検索セントラル」という名称に変わってしまっているため、目的のサービスにたどり着けない方もいるかもしれないな、と思い老婆心ながら取り上げてみました。
「GoogleウエブマスターBlog」あらため、「Google検索セントラル」です。
はい、そうです。これで覚えましたね? ^-^
Googleは、検索結果のタイトルを勝手に変更することがある
せっかくGoogle検索セントラルBlogの話題を取り上げたので、ここ最近で私が面白いとおもった公式ブログの記事を取り上げてみます。それは、「Googleの検索結果に表示されるWebサイトのタイトルは、場合によってはGoogleさんによって変更されているケースがある」というもの。
もちろん、勝手に変えるといっても悪意を持って変更しているわけではありません。
Googleさんはいつだって「検索する人の利便性」を第一に考えてくれていますので、「このHPのタイトルはないように即してないんじゃないの?」といった場合や、「このタイトルは古い情報のままだから新しい情報に差し替えておこう」という善意に基づいているのは、まず初めに申し上げておきます。
詳しくはGoogleの検索セントラルBlogを読んでほしいところですが、簡単にまとめると次のケースが「変更される要因」ですので、覚えておおくと良いかもしれません。
※ 参照元:R3.9/17に投稿された「Google によるウェブページ検索結果のタイトル生成方法の詳細」
- Titleタグにサイト名が入っていない場合につけます(例 | サイト名が空欄)
Google のシステムでは、部分的に空になっているタイトルを検出し、ヘッダー要素やページ上で大きなテキストや目立つテキストになっている情報を探して調整します。そうすることで、サイトの本来の意図に沿って「製品名 | サイト名」のようなタイトルが生成されます。親切ですね。 - Titleタグのタイトルが古い場合に変えます (例 2020 年度の入学基準 – 大学名)
古くなったタイトルは、毎年繰り返される情報に同じページが使用されている一方で、タイトル要素に最新の日付が反映されていない場合によく見られます。たとえば、「2020年の入学基準」のようなタイトル要素があるとします。これは、大学への入学許可に関するページのタイトルです。このページには、「2021 年の入学基準」という大きな見出しが目立つように表示されていますが、なんらかの理由でタイトル要素が現在の日付に更新されていません。Google のシステムでは、この不一致を検出し、見出しにある適切な日付をタイトルに使用して「2021 年の入学基準」のように変更したうえで表示します。お利口さんです。 - Titleが不正確な場合に変えます
たとえば、コンテンツが動的に生成されるページで「大きな動物のぬいぐるみ、テディベア、ホッキョクグマ – サイト名」のようなタイトル要素が設定される場合があります。自然に考えれば、ユーザーはこれらの名前が付いた商品がページに表示されていると考えるでしょう。しかし、このタイトルは固定されたものになっています。ページのコンテンツは動的に変更されるため、タイトルにある商品が表示されたり表示されなかったりします。Google のシステムは、タイトルがページの内容を正確に表しているかを確認します。確認できた場合には、次のように、ページの内容が伝わりやすいよう「動物のぬいぐるみ – サイト名」といったタイトルに変更します。賢いですよね。
上記は一例ですが、ざっくりこのような改変をGoogleさんが行っています。サイトの中身とタイトルを吟味した上で、正しいと思われる内容に変更、検索結果に表示して、ユーザーが求める情報と一致しやすい形に整えてくれるという事でした。
こんなGoogleの取り組みや、ちょっとした仕様、アップデート情報が豊富なのがGoogleウエブマスターBlogあらため、Google検索セントラルBlog。会社のウエブ担当者さんは、時々目を通しておいて損はないかもしれません。
以上、ジャムJAMでした。
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