真面目なダイエットの話
こんにちは、ジャムの元スイーツ男子JAMです。
なぜ元かというと、もうかれこれ半年ちかく自らスイーツを購入していないから。
自他共に認める「甘味好き」の私が、いかにして貪るのをやめてスイーツを断ち、
間食を我慢できるようになったか。
今日はそんな、ちょっと「おマジメ」なはなし。
心は「楽な方」に向かいたがる
スイーツ男子の私が、急に甘いものを断てるようになったのは、実はあるセミナーの映像を見かけたことが原因でした。それはよくある、成功哲学をつたえるようなビジネスセミナーで、普段ならそういうものはあまり目にしない私でしたが、その日見かけたセミナー動画には、さわり部分でぐぐいっと引き込まれてしまったのです。
そのセミナーのテーマというのが、「なぜ人はやれば成果がでるとわかっている事でも、それを実行することができないのか」という物。いかにもビジネスセミナーでやってそうな内容です。
ただし、切り口は非常に面白かったです。
「なぜ人は甘いものを我慢すれば痩せる事が分かっているのに、たったそれだけの我慢ができずに食べてしまうのか」。
あ、私のことだ、と思いました。
セミナー講師によると、
「人間の心は常にノーストレスの方向に向かっている」
のだとか。
何かを我慢しないといけない状況になると、それを我慢しなくてよいように、逃げ道を自然と設けるシステムになっているそうで、例えばダイエットがまさにそれ。
「これを我慢すれば痩せられる」という状況は我慢なので、ストレスを伴います。
すると脳は巧妙に指令をだします。
「今日くらいはいいんじゃない?」「今日は疲れたし自分へのご褒美だよ」
「あしたから再開すればいいじゃないか」という風に、我慢をやめさせて、食べさせて、
楽なほうに、ノーストレスなほうに意識をむけるそうです。
そして多くの人たちはそれに屈する….。
学習の段階を知る
ここからが重要。
ダイエットを学習におきかえてみても良いでしょう。
私たちは、何か目的を達成するために学習を行い、それを習慣化してゆく過程で以下のような段階を経るそうです。
第一段階は無意識無能。
まだ何も始めていない段階で「意識していないからできない」状況です。
つぎに第二段階。
有意識有能
これは「やらなきゃいけない、意識はしている」
「でもできていない状況」です。
ダイエットでいうと、我慢すれば痩せられるけど我慢ができない状況ですね。
次に第三段階。
有意識有能
「ちゃんと意識していて、我慢していればなんとか達成できる」状況です。
とても苦しいですが、第一歩を踏み出しています。
そしてそれらが習慣化し、特に我慢や意識をともなわなくても平然とできるようになることが第四段階。
ルーティーンのように毎日の習慣として、呼吸するように当たり前にできる状況。
それが無意識有能。
「考えなくても、きちんとできている」状況です。
一部の成功者たち。
それはビジネスにおいても、ダイエットにおいても言えることだけれど、
成功している人たちは、この第四段階が必ず訪れることを知っているのだと、セミナー講師は言います。
脳が楽なほうに逃げる指令をだしたときに、
楽な指令に従わず、本来の目的を遂行できる強い意志を持つ人たちだけは
今我慢をすれば必ず第四ステージに行くことができることを知っている。
だから我慢ができる、そういうのです。
弱い自分が出てきたとき、成功者はこう思っているのかもしれません。
「きたきた!脳がいままさに、言い訳を探しているぞ!!」
「今この言い訳をしているのは自分じゃなくて、ストレスから逃がそうとしている脳の指令なんだ!」
「ここを乗り越えれば自分はワンステージ上にいける!」
成功者たちは脳が楽な逃げ道を探している事を自覚して、
楽な方に、あえて逃げこまずそのストレスを立ち向かうことを選んでいます
そして、そこを乗り越えるとワンステージ上に進めることをしっかりと意識するそうです。
ただし、このステージはまだまだ有意識有能です。
いわばまだまだ「我慢」の段階。
我慢をすることで心はますますストレスを感じるので、ちょっと弱い自分が出てしまえばまた逆戻り。
「脳の言い訳」に屈して、あっという間に楽な方、つまり第一段階の「無意識無能」に逃げてしまいがちだと言います。
でも、脳をストレスフリーにする逃げ道が実はもうひとつあります。
それが第四段階。「無意識有能」
第三段階を乗り越えて、我慢すら必要がないゾーン。
「特に意識しなくてもあたりまえに我慢できている」無意識有能の状態まで耐えることができれば、
そこはもう成功へのウイニングロード。
ワンステージ上の自分へとたどり着いた証。
さらなる目標をかかげて、次のステップへと進む契機となるのです。
話が大きくなってしまいましたが、
ビジネスで成功する云々はさてお(置いていいのか?)
私はこれで、仕事帰りの菓子パンと甘いコーヒーを買う習慣がピタッとなくなりました。
ドライブのおともにチョコレートを購入することもなくなりましたし、
会社のお昼休みにシフォンケーキ屋さんに歩いて出かけることも今ではありません。
まだ時折、脳から「今日くらいはどう?」と囁かれてはいますが
「いやいや、君の甘言には屈しないよ、今食べたいと思っているのは僕じゃなくて、君のほうなんだから」と
なんとなく自分を律することができるようになりました。
そのくせ体重は大して減っていないことを考えると、
まだまだ「無意識有能」への道は遠いのかもしれませんが、引き続き頑張ってゆきます(笑)
JAMでした。
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