積読者の私が最近読んだ絵本のはなし

最近はコロナの影響で自宅で過ごす時間が増え、「断捨離がはかどる」といった話をよく耳にします。

先日、わが家も断捨離で絵本が何冊が出てきたので久しぶりに読んでみました。

積読者は基本的に読書への意欲はあるものの実のところは苦手なので、読書好きの母が4冊読み終える間にやっと1冊読み終えるといったのらりくらりペースで、そんな私でも子供の頃から「おおきな おおきな おいも」は大好きでした。しかしそれ以外は、読んだ記憶すらないのですが、今回ひと通り読んで特に心に残った「とうげのおおかみ」について書こうと思います。

このお話を知らない方、忘れてしまった方のためにざっとあらすじを説明しますと、昼でもうす暗く、おおかみがたくさんいる峠で1人茶屋を営んでいるおばあさんとそこにやってきたどろぼうのおはなしです。

おばあさんにとってもおおかみは怖い存在ですが、けがをしたおおかみを助けたこともあり、おおかみとうまく共存していました。そんなおばあさんの茶屋にどろぼうが夜遅くにやってきて一晩泊めてほしいとお願いします。

どろぼうは泊めてもらっていながらおばあさんのお金を盗もうとするのですが、おばあさんはどろぼうをどろぼうだと気づいているのかいないのか、ただの世間話のようにおおかみのお話をし、結局どろぼうは盗みを思いとどまるのです。

おばあさんはどろぼうが無事に峠を降りれるようにおおかみ除けを渡してあげるのです。

話は何年かのちに飛んでおばあさんい出会って以降、そのどろぼうは盗むことをやめて真面目に働き、おばあさんに借りていたものを返しに来るところでお話は終わります。

おおかみという怖い存在と過ごすおばあさんと、コロナと隣り合わせで生活をしている自分たちを、今だから妙に重ね合わせてしまいました。現代社会のストレスなのか、SNSなどで人を言葉のナイフできりつけるようなことが多々ある世の中ですが、おばあさんの相手を直接責めたり正したりすることなく、どろぼうの悪事を思いとどまらせ、自分の身も財産も守り、どろぼうを改心させてしまう世渡り術は素晴らしいな感心してしまいました。

この本は読んだ後、不要なものとはならず元の棚に戻したので片付けは進みませんでしたが、絵本は大人が読んでも本当によいものだなとつくづく思いました。

 

 

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